身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/05/25
院長コラム
【春の花粉から梅雨の湿気へ:アレルギー性鼻炎に鍼灸ができること】

5月は、春の花粉のピークが落ち着き始める一方で、梅雨に向けて湿度が高まり始める季節です。
この時期、花粉症に続いてアレルギー性鼻炎の症状が悪化する方が少なくありません。
鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみといった不快な症状が長引くことで、睡眠の質が下がったり、集中力の低下を招いたりと、日常生活にも影響を与えます。


東戸塚鍼灸治療院では、こうした季節性アレルギーによる不調に対して鍼灸治療を行っています。
鍼灸は自律神経や免疫バランスの調整を通じて、アレルギー性鼻炎の根本的な体質改善を目指すアプローチです。
薬に頼りすぎず、体本来の力を引き出す東洋医学の考え方に基づいて施術を行っています。


特にこの季節は、急激な気温差や湿度の変化が体にストレスを与え、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
これにより、免疫反応が過剰に働き、アレルギー症状が悪化しやすくなるのです。
鍼灸では、全身の気血の巡りを整え、身体の内側から反応しにくい状態をつくることを目的としています。


また、梅雨時期の湿気は体に「余分な水分」をため込みやすく、だるさや鼻水、頭重感などを引き起こす要因になります。
こうした「湿気による不調」も、アレルギー性鼻炎の症状と関連している場合があります。鍼灸によって水分代謝の働きを整えることで、すっきりとした体調を保ちやすくなります。


当院では、一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの鍼灸施術を提供しています。
アレルギー症状が慢性化している方、薬だけでは改善を感じにくい方にこそ、体質改善を目的とした鍼灸治療をおすすめしています。

5月から梅雨にかけての時期は、体にさまざまな変化が起きやすいタイミングです。

長引くアレルギー性鼻炎にお悩みの方は、ぜひこの時期に鍼灸で体を整え、快適な毎日を取り戻しましょう。

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