身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/05/07
院長コラム
【まだ続く花粉の季節に、鍼灸で穏やかな毎日を】

春の訪れとともに多くの方が悩まされる「花粉症」。
スギ花粉のピークが過ぎると、少し安心する方も多いかもしれませんが、実は5月も油断できない季節です。
ヒノキ花粉の飛散は4月中旬まで続き、その後もイネ科やカモガヤなど、初夏にかけて飛散する花粉が存在します。


特に5月は、気温の上昇や湿度の変化、そして大型連休明けの生活リズムの乱れなどが重なり、自律神経のバランスが崩れやすい時期でもあります。
このバランスの乱れが、花粉によるアレルギー反応をより敏感にしてしまう要因となることもあります。


さらに、5月は「春疲れ」や「五月病」といった心身の不調が出やすい時期でもあり、免疫力の低下が花粉症の悪化を招くことも少なくありません。
目のかゆみや鼻づまりだけでなく、倦怠感や集中力の低下、イライラといった症状を訴える方も増えてきます。


こうした体調の変化に対しては、早めのケアが大切です。
まずは生活習慣の見直しを意識しましょう。
睡眠をしっかりとり、バランスの取れた食事、軽い運動を日々の中に取り入れることが、免疫力の回復につながります。
また、花粉情報を確認し、飛散の多い日は外出を控えたり、マスクや眼鏡で対策をすることも有効です。


当院では、こうした季節の変わり目における体調管理をサポートする鍼灸施術を行っております。
薬に頼りすぎず、自然な形で免疫力や自律神経のバランスを整えるお手伝いをすることで、花粉による不快感を和らげ、快適な毎日を過ごしていただくことを目指しています。


「花粉症は春先だけ」と思い込まず、5月以降も身体の声に耳を傾けながら、適切なケアを取り入れていきましょう。
花粉の季節を少しでも快適に乗り切るために、鍼灸の力をぜひご活用ください。


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