身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/05/17
院長コラム
【梅雨前のむくみ対策〜体内の「湿」を流す鍼灸の力】

5月も中旬を迎え、湿度が高まりやすい梅雨の気配を感じる季節となりました。
この時期、体が重だるく感じたり、手足や顔のむくみを訴える方が増えてきます。
実はこれ、東洋医学でいう「湿(しつ)」の影響が大きく関係しています。


「湿」は、空気中の湿気だけでなく、体内に溜まった余分な水分や老廃物を指します。
これが体に滞ることで、むくみだけでなく、胃腸の不調や倦怠感、関節の違和感といった不快な症状が現れやすくなります。


現代の生活では、冷たい飲み物や冷房、運動不足などが「湿」の排出を妨げ、さらに体調を崩しやすくする要因となっています。
特に梅雨前後は、気温の変化も大きいため、自律神経のバランスが乱れ、体内の巡りが滞りやすくなります。


こうした不調に対し、鍼灸は身体の内側から整える有効な手段です。
鍼灸治療では、体の巡りを促し、「湿」の滞りを解消するための施術を行います。
体内のバランスが整うことで、自然とむくみが軽減し、胃腸の調子も整ってきます。
また、巡りが良くなることで代謝もアップし、だるさや疲れが取れやすくなるのも鍼灸の特長です。


特に5月から6月にかけては、症状が出る前の「予防」がとても重要です。
東戸塚鍼灸治療院では、お一人おひとりの体質や生活環境に合わせた丁寧な施術を行っており、梅雨前の体調管理に多くの方が訪れています。


むくみや重だるさをそのままにせず、今のうちから鍼灸で「湿」を流し、軽やかな初夏を迎えませんか?
体の内側から整えるケアで、健やかな毎日をサポートいたします。



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