身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/05/03
院長コラム
【首こりが悪化すると不眠に?鍼灸で整える5月の養生】

新年度の疲れがたまりやすい5月。気温差や生活リズムの変化により、「なんとなく眠れない」「寝つきが悪い」といった不調を感じていませんか?
実は、その原因が「首こり」にあるかもしれません。


首には自律神経が集中しており、首や肩まわりの筋肉が緊張すると、交感神経が優位になってリラックスできなくなります。
その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりするのです。
特にデスクワークやスマートフォンの使用が多い方は、無意識のうちに首に負担がかかっているケースが多く見られます。


また、5月は寒暖差が大きく、気圧の変化も激しい季節です。
このような気候の影響は体の緊張を引き起こし、自律神経のバランスを乱す要因にもなります。
知らず知らずのうちに疲れが蓄積し、首こりや不眠といった症状が現れるのです。


こうした不調に対し、鍼灸は身体全体のバランスを整えることでアプローチします。
首こりだけでなく、自律神経の乱れによる不眠や倦怠感、イライラ感などにも働きかけ、自然な睡眠リズムの回復をサポートします。
鍼灸治療では、全身の状態を丁寧に見極め、根本から整えることを大切にしています。


特に5月は、気候の変動に備えて「疲れをためない身体づくり」を意識することが大切です。
首や肩の緊張を緩め、心身ともにリラックスできる状態を保つことで、夜もしっかりと眠れるようになります。


眠りの質が気になる方、最近首こりが気になるという方は、早めのケアをおすすめします。
鍼灸で心と身体を整え、5月を快適に過ごしましょう。

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